設定資料

  人間側

   原田 広明(はらだ ひろあき)
    人間と妖怪の間で交わされた条約に反した妖怪を裁く仕事をしている。
    一応、陰陽師の家系の末裔。
    ただし、妖怪退治に使っている能力は霊力を積めた数珠の力である。
    武器に関しては任務時に変わっている。固定された装備はない。


   福本 洋太(ふくもと ようた)
    対人外監視局実働部隊指揮官。(本人を合わせ実働部隊隊員は2人)



  現代妖怪側

   榎本(えのもと) "隙間男"
    様々な隙間に潜み、目があった者を異次元へと引きずり込む妖怪の一人。
    隙間に潜み続けるのにあき、隙間以外の空間でも生活できるようになっている。
    人間界での生活に慣れ、普通に人間の生活を送っている。
    人間社会において、本人は「榎本」と名乗っている。
    目が合うとその人物は異次元へ行ってしまうため、常に能力を抑えるサングラスを着用している。
    『異界』に封印された『妖怪』を守っている『亡者の軍』を欲しがっている。
    その最終的な目的は謎。

   佐野 鳥石(さの ちょうせき)
    大昔、妖怪について調査していくうちに魅了され、とある儀式で用意されていた人魚の肉を口にする。
    不老不死となってからは、平穏な暮らしをするのに飽き、刺激を求めて様々な生き方をしている。
    現代においても、新たな妖怪が誕生していることを知り、接触を行い、常に傍で観察するようになる。

   ぬらりひょん
    ある妖怪狩りに殺され、実体はないが意識を本に退避させることに成功し、本として存在している。
    今は、人魚の肉により、不老不死となった佐野に管理されている。

   響子(きょうこ) "口裂け女"
    現代において最も有名な妖怪。
    口は耳の近くまで裂けている。
    それを隠すため常にマフラーを巻いている。
    刃物の扱いになれており、大鎌から果物ナイフまで巧みに操る。
    人間を襲うと言われているが、実は暗殺任務を遂行していたに過ぎない。
    日本政府の特殊機関に管理されていたが、隙間男との出会により機関を去る。
    その後、隙間男の野望の手伝いをすることになる。
    機関に所属している際に「響子」と名付けられており、現在でもその名を使っている



  古参妖怪側

   天狗
    極東アジア方面に住んでいる妖怪。
    主に風を操る。通常の天狗から烏、狼などの種類もいる。
    地方ごとに大天狗が統括している。(各地の大天狗をさらに管理する天狗もいる。)
    人間に似た縦社会が形成されている。
    人間との条約により、争いごとを起さないように気をつけている。
    天狗の山に迷いこんだ人間などは天狗により、無事救出されている。


   烏天狗第21哨戒小隊
    人間・妖怪の間で問題が起きていないか調査する専門部隊。
    原田たちの組織と協力関係にある。

   河童
    川に住む妖怪。主に水を操る。
    頭の皿が特徴。半漁人とは好敵手。
    人間との条約により、人間が水質汚染を抑え、水質保全に務める代わりに水害を抑えることになっている。

   鬼
    特別な結界が張られた鬼が島に住んでいる。
    度々、一部の人間達と戦争をしていたが、人間側からの講和申し出が通り、争いが終結する。
    一説には、桃太郎の末裔といわれる人物に鬼たちが大量虐殺されたため、戦争が終結したと言う話もある。

   半漁人
    海に住む怪物。主に水を操る。
    人間が海洋汚染を抑える代わりに、海の安全を保ってもらっている。




  異界側

   『妖怪』
    人間が初めて空想し、創造した妖怪。
    美しい女性の姿をしている。
    かつての人間が持っていた強大な能力が再び人間の元に戻らないように守り続けていた。
    しかし、ある青年との間に生まれた娘が病となり、それを治すために人間の能力の封印を解いてしまう。
    掟を破ったとし、人間の能力の代わりに封印されてしまう。


   『娘』
    『妖怪』とその夫の間に生まれた女。
    母が封印を解いた人間の能力により、不老不死や念力など様々な力を持つこととなる。
    亡者を魅了することもでき、天国や地獄、極楽浄土に向かう者たちを引き寄せ、『亡者の軍』を組織し、母を守っている。






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